Column

紡ぐ

先日、ALICE IN Wonderland の関東座内公演が終了いたしました!

当初の予定から延期となり、リハーサルの時間も確保できない中
実施自体が危ぶまれたものの
無事に全公演上演することができ安堵しています。

今日は、その舞台裏を支えてくれた
初々しくも頼もしい、パートナーたちについてのお話です。

ALICE IN Wonderlandは、プロジェクト発足から
早くも4年目を迎えています。

4年前、初めてALICEを上演したとき
当時中学1年生だったメンバー達が、
今年はYTJProメンバーとして、公演の運営に挑戦してくれました。

メイク、衣装、リハーサル進行サポート、影アナ、映像等々…
連日Proメンバー達の大活躍・大健闘が本当に支えになりました。
(ちなみに今回座内の5公演を映像担当してくれたのは
 高校1年生の男子Proメンバーです!見事なデビュー!)

連日学校や文化祭など、疲れているであろうにも関わらず
弱音ひとつ吐かずに、毎日ニコニコと
優しい笑顔を連れてホールに足を運んでくれました。

何より心強かったのは、彼らの明るく、ポジティブな発言の数々です。

リハ中は、自主的にホール中を駆けずり回り
「もっとこうしたら素敵だよ!」

本番中は、扉待機をしつつ
「頑張ってね、きっとうまくいくよ!」

終演後は
「みんな本当に上手になったな、本当に感動したよ!」

衣装のバラシをしながらも
「汗でびしょびしょだけど、それだけ頑張ったってことだよな!」

一緒に長い時間を過ごす中で
明るく前向きなメッセージ程、心の支えになるものはありません。

そして、すべてに対して受け身ではなく
「除菌しましょうか!」「衣装直しました!」「影アナ修正しました!」等々
自主的・主体的に公演運営に取り組んでくれている姿がとても印象的でした。


そんな彼らが”ALICEの初演”に意気揚々と挑んでいた4年前。
もちろん当時からとても魅力的でしたが

初めてのキャスト…
立ち位置覚えられない…
ぶかぶかの衣装…
聞こえない程か細い声…
ふざけてしまって叱咤激励…

等など、波乱万丈な日々もありました。

4日間、全員でALICE Tシャツと ブルゾンに身を包み
「 "Y" our my one and only」とメッセージを繋げた
大きな背中に、胸を打たれずにはいられません。

今回は関東のお話でしたが、遠方では、
関西公演もProメンバーが演出補佐・リハ進行含めて
絶大な力を発揮してくれています。

5年目以降は、ALICE IN Wonderlandを経験した若者たちが
その想いを「紡いで」いけるようなプロジェクトに出来たらな…と
新しい挑戦を繰り返しながら、前に進んでいきたいと思います。

残すは、来月の関東本公演!
新企画「JAPANderland」も当時上演予定ですので、ぜひお見逃しなく。

最後までどうぞ、よろしくお願いいたします!


ALICE IN Wonderland プロジェクト
榊 2021.10.1